第3章 基本操作
3.1 支払管理システムの起動方法
ディスクトップにある アイコンをダブルクリックして下さい。
会社選択ダイアログ
当システムは複数の会社の管理を行うことが出来ます。
会社設定ファイルのある場所を指定すると、そのフォルダにある全ての会社設定ファイルの名前が会社選択コンボボックスに表示されます。会社を選択して[OK]ボタンを押して下さい。
会社が一つの場合は「次回からこのダイアログを開かない」にチェックを付けると、このダイアログは次回から表示されなくなります。
データベース接続ダイアログ
データベースに接続するための、DBユーザーID、DBパスワード、ライセンス番号を入れて[接続]をクリックします。
DBユーザーID
SQL Serverに登録したユーザIDを入れて下さい。
DBパスワード
上記ユーザIDに対するパスワードを入れて下さい。ユーザIDがsaの場合は、SQL Serverのインストールの⑩認証モードで設定したパスワードです。
ライセンス番号
ユーザー名に対応した弊社から提供され4桁の4つの数字をハイホン(-)を付けて入力します。
入力された値はレジストリに記録され、次回に自動的に表示されます。「次回からこのダイアログを開かない」にチェックを付けると、このダイアログは次回から表示されなくなります。
ログインダイアログ
当システムは会社の社員の中で特定の人だけが使えるようにする機能があります。この場合はログインダイアログが表示されます。個人特有のユーザーIDとパスワードを入力して[OK]ボタンを押して下さい。
3.2 起動画面
起動時の画面は次のような構成です。
3.3 終了方法
画面右上にある ボタンをクリックして下さい。
終了確認ダイアログが表示されます。
終了確認ダイアログ
終了する場合は[OK]を押して下さい。
データを退避して終了するにチェックを付けると、データのコピーを別の媒体に保存することができます。
データを別媒体に保存することにより、ご使用のコンピュータに不具合が生じた場合にも、データを守ることができます。終了時にデータを退避することをお奨めします。
データを退避する場合は次のデイアログが表示されます。
データ退避ダイアログ
退避先を入力して[OK]ボタンを押します。
出来るだけご使用のコンピュータとは別の媒体に保存することをお奨めします。
保存先の媒体は安全な場所に保管下さい。
退避方法として独自形式とSQL-SERVER形式とを選ぶことができます。
SQL-SERVER形式の方が高速に退避可能ですが、独自形式の方が復旧時の操作は簡単です。
3.5 ツールバー
ツールバーのボタンにはメニュー上のよく使用する機能が設定されています。ツールバーのボタンを使用するとメニューを開くよりも簡単に機能が実行できます。
ツールバーのボタンはメニューの項目と次のように対応しています
実行予算 | |
支払伝票 | |
入金伝票 | |
振替伝票 | |
支払管理 | |
入金管理 | |
原価管理 | |
会計管理 | |
マスタ設定 | |
データ退避 |
3.6 共通な操作
各処理で共通な操作を説明します。
3.6.3 コード検索ダイアログ
発注先コード、工事番号などコードを入力する場合、コードが分からないときは検索ウインドゥを出して選択することができます。コード領域をダブルクリックするか、Endキーを押すか、ボタンを押して下さい。検索ウインドゥが開きます。
表示順(F3)
0 コード順 | コード順に表示する |
1 検索名順 | 検索名順に表示する |
開始(F4)
コード順の場合は表示開始コード、検索名順の場合は表示開始検索名を入れ、[F5表示]ボタンを押します。表示開始検索名は先頭の何文字かを入れればそこから表示します。検索名は全角半角、カタカナひらがなを区別しません。
編集(F6)
編集メニューを表示します。
(例)
ここから未登録のマスタを登録したり変更することができます。詳細は各マスタ登録の項を参照して下さい。
選択(F8)
一覧の該当する行をクリックし選択ボタンを押すと、そのコードが選択されます。行をダブルクリックしても選択されます。また一覧の左側に表示されている数字(0~9)をキーボードより押すと対応するコードが選択されます。
中止(F9)
検索ウインドゥを閉じます。
3.6.4 項目選択ウインドウ
入力項目によっては、入力項目にカーソルが移動すると自動的に開くウインドウがあります。この場合はウインドウの項目をマウスでクリックすると選択されます。また左側に表示されている数字(0~9)をキーボードより押すと対応する項目が選択されます。
3.6.5 印刷
印刷処理を選択すると印刷帳票に応じて印刷ダイアログが表示されます。
プリンタの設定
[プリンタの設定]ボタンを押すとプリンタ設定ダイアログが表示されます。
ここで使用するプリンタおよび用紙のサイズと向きを選択して[OK]を押して下さい。プロパティよりそのプリンタ特有の詳細な設定を行うこともできます。
用紙のサイズは帳票によって異なり、また条件によっても違ってきます。一般的に管理表は帳票の縦の長さに応じて印刷する行数が自動的に調整されます。
ここで設定した内容はコンピュータ毎の帳票毎に記憶され、次回からは自動的に設定されます。
余白の設定
用紙の上下左右の余白を入力します。特に上と左の余白により印字位置を調整することができます。
印刷オプション
印刷する帳票によっては印刷オプションが表示されるものがあります。オプションにチェックを入れることにより印刷形式をかえることができます。
開始位置の設定
タックシールの用紙のように、1ページに複数のシールが配されているような場合は、途中のシールから印刷することができます。
部数の設定
印刷する帳票によっては印刷部数が指定できるものがあります。
選択条件
工事の範囲、支払先の範囲、支払日の範囲などの印刷条件を設定します。この条件によって印刷範囲が決まります。指定する条件は印刷する帳票により異なります。
支払先コードなどを範囲で指定する場合、開始コードを空白にすると最初からとなります。また終了コードを空白にすると最後までとなります。
プレビュー
[プレビュー]ボタンを押すと、印刷のプレビューを表示させることができます。
印刷
[印刷]ボタンを押すと、印刷を開始します。
キャンセル
[キャンセル]ボタンを押すと、印刷を中止します。
3.6.6 消費税計算ダイアログ
当システムでの消費税計算は、通常は内税、外税の課税方法や端数処理の仕方は予め設定された規則が適用され自動的に算出されますが、明細毎に例外的な消費税計算にも柔軟に対応できるようにもなっています。詳細な消費税を設定するには通常消費税入力欄をダブルクリックすると消費税計算ダイアログが表示されます。
金額
消費税計算の元になる金額です。内税の場合は消費税も含みます。自動で表示されます。
消費税区分
消費税の課税方法を外税、内税、非課税より選択します。
消費税率
消費税率を設定します。
消費税端数処理
消費税額の円未満の端数の処理方法を切り捨て、切り上げ、四捨五入、手入力より選択します。手入力の場合は消費税額は計算されませんので、自分で消費税額欄に入力して下さい。
消費税額
計算された消費税額です。消費税端数処理が手入力の場合は自分で入力します。OKを押すと明細の消費税欄に転記されます。
全ての行に摘要する
消費税端数処理が手入力以外の場合、ここをチェックすると1つの伝票内の全ての明細に対してここで設定した計算方法が適用されて再計算されます。ただしこれから入力する明細には適用されません。