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多次元分析表

1.多次元分析表とは

2.集計項目の設定

3.表示要素の設定

4.前年対比の設定

5.メニューへの登録


1.多次元分析表とは

多次元分析表とは販売管理で蓄積されたデータを色々な角度から分析し、経営に有効な情報を引き出すための強力なツールです。
販売管理では日々売上や仕入のデータを入力しています。これらは請求書の作成や支払の管理のために必要なデータですが、単にそれだけで終わるのでは貴重な情報を捨てるようなものです。販売管理で入力されたデータにはこれからの営業の資料となる貴重な情報が含まれています。例えば売上データには、日付、得意先、支店、商品、決済区分(掛または現金)、2つの伝票区分(担当者や催しなど)などの情報と関連付けられた売上数量、金額、原価などの情報が蓄えられています。また取引先には2つの取引先区分が、商品には商品部門と2つの商品区分が設けられています。
これらの情報を組み合わせることによって、例えば地区別売上集計表、月別担当別粗利表、地区別商品別売上分析票などの管理帳票を得ることができます。従来の古い手法では、必要に応じてこれらの帳票を作るプログラムを個別に用意していましたが、これらの情報の組み合わせ方法は数え切れないほど多く、ユーザー様の欲しい帳票を全て用意することは不可能です。
そこで当システムではこれらの管理帳票を個別に提供するのではなく、お客様がその場で任意の項目の組み合わせで情報を整理分析する手段として多次元分析表を用意しました。多次元分析表を用いれば膨大なデータを色々な視点から分析し、真に必要な情報を抽出することが可能になります。

当システムの多次元分析表では、帳票の頁、欄(列)、行の各々に自由に項目を指定することができます。特に行には3種類までの項目が設定できます。また前年対比を行うことも可能で実質的に6次元の集計が可能です。

2.集計項目の設定

集計項目は頁、欄(列)、行の各々に設定します。

(1).頁項目
頁毎の項目は、例えば地区毎に別頁にするとか、得意先毎に別頁にする等の場合に設定します。設定なしでも構いません。 指定できる項目は次の通りです。
1 得意先区分1 得意先マスタ上の得意先毎の区分
2 得意先区分2 得意先マスタ上の得意先毎の区分
3 商品区分1 商品マスタ上の商品毎の区分
4 商品区分2 商品マスタ上の商品毎の区分
5 伝票区分1 売上伝票上の伝票毎の区分
6 伝票区分2 売上伝票上の伝票毎の区分
7 得意先  
8 商品  
(2).欄項目
頁内の横方向の集計項目です。設定なしでも構いません。 指定できる項目は次の通りです。
1 得意先区分1 得意先マスタ上の得意先毎の区分
2 得意先区分2 得意先マスタ上の得意先毎の区分
3 商品区分1 商品マスタ上の商品毎の区分
4 商品区分2 商品マスタ上の商品毎の区分
5 伝票区分1 売上伝票上の伝票毎の区分
6 伝票区分2 売上伝票上の伝票毎の区分
7 商品部門 商品マスタ上の商品毎の4の部門
8 決済区分 掛売り、現金売りの区分
9 日付 売上日、最高31日間
10 月度 売上月、開始日より1ヶ月毎に区切られる。最高12ヶ月
(3).行項目
頁内の縦方向の集計項目です。1〜3項目まで指定できます。指定できる項目は次の通りです。
1 得意先区分1 得意先マスタ上の得意先毎の区分
2 得意先区分2 得意先マスタ上の得意先毎の区分
3 商品区分1 商品マスタ上の商品毎の区分
4 商品区分2 商品マスタ上の商品毎の区分
5 伝票区分1 売上伝票上の伝票毎の区分
6 伝票区分2 売上伝票上の伝票毎の区分
7 得意先  
8 支店  
9 商品  
10 商品部門 商品マスタ上の商品毎の4の部門
11 決済区分 掛売り、現金売りの区分
12 日付 売上日
13 月度 売上月、開始日より1ヶ月毎に区切られる
14 発送先  

 

3.表示要素の設定

表示要素は画面や帳票に表示する項目です。次の中より複数選択できます。
表示方向は縦横のいづれでも可能です。

1 数量
2 金額
3 原価
4 粗利
5 粗利率

 

4.前年対比の設定

前年の実績を表示し対比させることができます。次の中より複数選択できます。
表示方向は縦横のいづれでも可能です。

1 前年実績
2 増減額(数)
3 増減率

 

5.メニューへの登録

多次元分析表は通常は設定ダイアログが表示され、項目の設定を行います。設定した項目は記録され、次回は簡単に設定を復元できます。しかしながらさらに頻繁に使用する設定は、メニューに登録することで、設定ダイアログを開くことなく通常の帳票の場合と同じように利用することができます。実際、標準のメニューにある得意先別売上集計表、商品別売上集計表などは多次元分析表をメニュー化したものです。

メニューへの登録は次の形式で行います。

項目 メニューキャプション メッセージプロンプト プログラム番号 帳票種別 パラメータ
表記法 地区別担当者別集計表, 地区別担当者別集計表を作成します,  0 051 3 /CTK1 /LDK1
@ メニューキャプション メニューに表示する文字です。帳票のタイトルにもなります。(最後にカンマが必要です)
A メッセージプロンプト メニューの説明です。ステータスバーに表示されます。(最後にカンマが必要です)
B プログラム番号 かならず 0 051 として下さい。(カンマは不要です)
C 帳票種別 任意の番号です。この番号毎に印刷の設定が保存されます。
D パラメータ /PXXX 頁設定です
/CXXX 欄設定です
/LXXX 行設定です
XXXには次の文字が入ります
TK1 得意先区分1
TK2 得意先区分2
SK1 商品区分1
SK2 商品区分2
DK1 伝票区分1
DK2 伝票区分2
TSK 得意先
STN 支店
SHN 商品
SBU 商品分類
KKB 決済区分
HZK 日付
MON 月度
HSK 発送先
/DXXX 表示要素設定です
XXXは次の文字の組み合わせです
S 数量表示
K 金額表示
G 原価表示
A 粗利額表示
R 粗利率表示
V 表示要素縦表示
/ZXXX 前年表示設定です
XXXは次の文字の組み合わせです
S 増減額表示
R 増減率表示
V 前年対比縦表示
(注)/Zがあれば前年実績は必ず表示されます
/Q1 金額順表示
/Q2 粗利順表示
 
/ST 行の最初の項目で小計を出力します
/SELxxxxxxxxxx 選択条件 オプションの選択条件を指定します(任意)
例えば/SELshncod='1234'とすると商品コードが1234のデータのみが選択されます。条件文にスペースが含まれる場合は/SELも含めて全体をダブルクォーテーションで括ります。このバラメータの詳細はお問い合わせ下さい。