第7章 管理表作成
管理表とは売上仕入等の入力されたデータをもとに作られる各種帳票です。当システムでは管理表を売掛管理、買掛管理、商品管理、売上管理、仕入管理、顧客管理に分け、各々ツールバーのアイコンに対応しています。
アイコンをクリックするとカテゴリ毎に管理表作成メニューが表示されます。メニューをクリックすると管理表の画面表示と帳票印刷ができます。帳票は複数種類が印刷できる場合もあります。またファイル出力ができる場合もあります。
画面表示と帳票印刷
管理表は画面表示と帳票印刷が可能です。帳票印刷はプレビューも可能ですが、当システムの画面表示は帳票印刷のプレビューではなく、管理表を画面で見易いように構成したものです。
単一帳票と頁別帳票
管理表には請求一覧表や売掛金管理表のように1つの管理表となるものと、請求書や得意先元帳や商品台帳のように得意先別や商品別に作成されるものがあります。前者を単一帳票、後者を頁別帳票と呼びます。
単一帳票と頁別帳票とては若干操作が異なります。
単一帳票の表示と印刷
単一帳票は集計条件だけを設定すれば作成される帳票です。単一帳票の例として請求一覧表での操作を説明します。
ツールバーの[売掛管理]ボタンを押し、メニューより請求一覧表を選択します。
集計条件ダイアログ
集計条件ダイアログが表示されます。
請求一覧表の集計条件を設定します。
請求期間の範囲(開始)
請求期間の開始日を設定します。
請求期間の範囲(終了)
請求期間の終了日を設定します。
得意先の範囲(開始)
集計する得意先の範囲の最初の得意先コードを設定します。空白にすると存在する最初の得意先から集計します。
コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すと得意先選択ダイアログを表示して得意先を選択することができます。
得意先の範囲(終了)
集計する得意先の範囲の最後の得意先コードを設定します。空白にすると存在する最後の得意先まで集計します。
コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すと得意先選択ダイアログを表示して得意先を選択することができます。
締日区分
集計する得意先の締日区分を設定します。指定した締日区分を持つ得意先だけが集計されます。
[実行]ボタン
実行ボタンを押すと、設定された条件により集計され、請求一覧表が画面表示されます。
表示画面
請求一覧表が画面表示されます。
画面に入り切らない部分は右側および下部のスクロールバーによりスクロールさせて見ることができます。
[条件]ボタン
集計条件ダイアログを表示し、請求期間の範囲や得意先の範囲などの条件を変えて再集計します。
[再計算]ボタン
集計条件を変えずに再計算します。データを変更した場合などに行います。
[印刷]ボタン
請求一覧表を印刷します。複数種類の印刷帳票が有る場合は印刷メニューが表示され帳票を選択します。印刷ダイアログが表示されます。
[閉じる]ボタン
請求一覧表の処理を終了します。
印刷ダイアログ
単一帳票では印刷設定はプリンタと用紙と余白の設定のみです。
設定した値はコンピュータ毎に記憶され次回に表示されます。
[プリンタの設定]ボタン
プリンタ設定ダイアログが表示されます。
プリンタの選択および印字品質等の詳細設定を行います。
このダイアログはOSによって異なります。
用紙サイズ
帳票の用紙サイズを設定します。
給紙方法
用紙の給紙方法を設定します。
印刷方向
帳票の印刷方向を縦または横に設定します。
余白(インチ)
印刷用紙周りの余白を設定します。余白により印刷位置を調整することができます。
[プレビュー]ボタン
帳票イメージのプレビューを行います。
印刷のプレビュー画面が表示されます。
右上のスピンボタンでページを移動することができます。
プリンターアイコンでプレビュー画面からの印刷もできます。
[印刷]ボタン
帳票の印刷を実行します。
頁別帳票の表示と印刷
頁別帳票は集計条件の他に頁別の条件の指定が必要な帳票です。頁別帳票の例として得意先元帳で操作を説明します。
ツールバーの[売掛管理]ボタンを押し、メニューよりうり得意先元帳を選択します。集計条件ダイアログが表示されます。
集計条件ダイアログ
集計条件ダイアログが表示されます。
得意先元帳の集計条件を設定します。
管理期間の範囲(開始)
管理期間の開始日を設定します。
管理期間の範囲(終了)
管理期間の開始日を設定します。
締日区分
表示する得意先の締日区分を設定します。指定した締日区分を持つ得意先だけが表示されます。締日区分を空白にすると締日区分に関係なく表示されます。
[実行]ボタン
実行ボタンを押すと、設定された条件が設定されまが、単一帳票と異なり次の頁別条件を設定するまで表示されません。
頁別条件
画面に表示する頁別条件を指定します。
頁別条件はツールバーの右下に表示されます。
得意先
得意先元帳の場合は得意先が頁別条件となります。表示する得意先のコードを設定します。コード領域をダブルクリックするかEndキーを押して検索ダイアログを表示して選択することもできます。
▲▼
▲を押すと前の得意先が▼を押すと次の得意先が選択されて表示されます。
表示画面
設定された条件により集計され、得意先元帳が画面表示されます。
画面に入り切らない部分は右側および下部のスクロールバーによりスクロールさせて見ることができます。
[条件]ボタン
集計条件ダイアログを表示し、表示期間等を変えて再集計します。
[再計算]ボタン
条件を変えずに再計算します。データを変更した場合などに行います。
[印刷]ボタン
印刷メニューが表示されます。メニューには次の2つの項目があります。
この得意先元帳を印刷 | 画面に表示されている得意先元帳を印刷します。 |
条件指定で得意先元帳を印刷 | 得意先の範囲等の条件を指定して得意先元帳を一括印刷します。 |
複数種類の印刷帳票が有る場合は印刷メニューに他の項目も表示されます。
項目を選択すると印刷ダイアログが表示されます。
F9 閉じる
得意先元帳の処理を終了します。
印刷ダイアログ
「この得意先元帳を印刷」を選んだ場合の印刷は単一帳票の場合と同じです。
「条件指定で得意先元帳を印刷」を選ぶと、得意先の範囲等の印刷条件が設定できる印刷ダイアログが表示されます。
頁別帳票ではプリンタと用紙と余白の設定の他に印刷条件の設定ができます。
[プリンタの設定]ボタン
プリンタ設定ダイアログが表示されます。
プリンタの選択および印字品質等の詳細設定を行います。
このダイアログはOSによって異なります。
用紙サイズ
帳票の用紙サイズを設定します。
給紙方法
用紙の給紙方法を設定します。
印刷方向
帳票の印刷方向を縦または横に設定します。
余白(インチ)
印刷用紙周りの余白を設定します。余白により印刷位置を調整することができます。
得意先の範囲(開始)
印刷する得意先の範囲の最初の得意先コードを設定します。空白にすると存在する最初の得意先から印刷します。
コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すと得意先選択ダイアログを表示して得意先を選択することができます。
得意先の範囲(終了)
印刷する得意先の範囲の最後の得意先コードを設定します。空白にすると存在する最後の得意先まで印刷します。
コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すと得意先選択ダイアログを表示して得意先を選択することができます。
締日区分
印刷する得意先の締日区分を設定します。指定した締日区分を持つ得意先だけが印刷されます。
[プレビュー]ボタン
帳票イメージのプレビューを行います。
頁別帳票では全てのページのプレビュー画面を作成後に表示されます。
右上のスピンボタンでページを移動することができます。
プリンターアイコンでプレビュー画面からの印刷もできます。
[印刷]ボタン
帳票の印刷を実行します。