販売管理ムシステム Fine

FINEは入力から出力まで自由なカスタマイズ機能のある販売管理システムです

6-1 売上伝票

6-1-1 売上伝票一覧

売上伝票の一覧を表示し、売上伝票の登録、修正、削除および印刷を行います。
ツールバーの[売上伝票]ボタンを押すと、売上伝票一覧画面が表示されます。

この画面より売上伝票の登録、修正、削除および印刷を行います。

表示順

売上伝票一覧の表示順を設定します。

入力順 売上伝票が入力した順に表示されます。
利用者入力順 現在の利用者だけの売上伝票が入力した順に表示されます。
グループ入力順 複数グループの場合に、現在のグループだけの売上伝票が入力した順に表示されます。
全データ入力順 複数グループの場合に、全てのグループの売上伝票が入力した順に表示されます。
売上日順 売上伝票が売上日順、入力順に表示されます。
得意先別 指定した得意先だけの売上伝票が売上日順、伝票番号順に表示されます。
得意先支店別 得意先の支店を入力する場合に、指定した得意先の支店だけの売上伝票が売上日順、伝票番号順に表示されます。
売上伝票区分1別 売上伝票区分1を入力する場合に、指定した伝票区分1だけの売上伝票が売上日順、入力順に表示されます。
売上伝票区分2別 売上伝票区分1を入力する場合に、指定した伝票区分2だけの売上伝票が売上日順、入力順に表示されます。

開始日

表示開始日を入れて[表示]ボタンを押すと、指定したした日以降の売上伝票を一覧に表示します。

ナビゲーションバー

一覧の右側にあるナビゲーションバーを操作することにより、伝票一覧を任意にスクロールさせることができます。詳細は「一覧用ナビゲーションバー」を参照下さい。

[編集]ボタン

編集メニュを表示します。編集メニューは一覧画面上で右クリックしても表示します。
新規売上伝票以外の場合は、メニューの表示の前に伝票一覧より処理したい伝票を選択しておいて下さい。

新規売上伝票 新しい売上伝票を作成します
売上伝票変更 選択した売上伝票を修正します
売上伝票削除 選択した売上伝票を削除します
この売上伝票を新規売上伝票に複写 選択した売上伝票をコピーして新しい売上伝票を作成します
この売上伝票を新規見積書に複写 選択した売上伝票をコピーして新しい見積書を作成します
この売上伝票を新規仕入伝票に複写 選択した売上伝票をコピーして新しい仕入伝票を作成します
伝票を検索 伝票検索ダイアログを表示して伝票を検索します
伝票を検索(前へ) F11 前回と同じ条件で前方へ伝票を検索します。F11でも同じです。
伝票を検索(次へ) F12 前回と同じ条件で後方へ伝票を検索します。F12でも同じです。

伝票検索のため伝票検索ダイアログが表示されます。
詳細は「6-1-2 伝票検索ダイアログ」を参照下さい。

売上伝票の編集のため売上伝票ダイアログが表示されます。
詳細は「6-1-3 売上伝票ダイアログ」を参照下さい。

[印刷]ボタン

印刷メニュを表示します。

売上伝票 売上伝票を一括印刷します。始めに売上伝票フォームを指定しますが、フォームの一致する得意先だけを印刷することもできますし、得意先の設定を無視して印刷することもできます。
送り状 送り状を一括印刷します。始めに送り状フォームを指定しますが、フォームの一致する得意先だけを印刷することもできますし、得意先の設定を無視して印刷することもできます。
売上明細日報 売上明細を日報として印刷します。印刷範囲や印刷順が設定できます。
売上伝票日報 売上毎の合計を日報として印刷します。印刷範囲や印刷順が設定できます。
売上日計表 日毎の売上合計を一覧表示します。印刷範囲が設定できます。

[ファイル]ボタン

ファイルメニュを表示します。

エクスポート 売上明細をファイルとして出力します。出力ファイル名、出力する項目、出力順、範囲が設定できます。

[閉じる]ボタン

売上伝票一覧画面を閉じます。

6-1-2 伝票検索ダイアログ

条件を指定して伝票を検索します。

売上期間

検索する期間を設定します。

伝票番号

伝票番号で検索する場合は、「伝票番号」にチェックし検索する伝票番号を入力し検索ボタンを押します。

商品コード

商品コードで検索する場合は、「商品コード」にチェックし検索する商品コードを入力し検索ボタンを押します。商品コードの先頭の一部を入れて検索するには先頭一致を選びます。商品コードの全部を入れて検索するには完全一致を選びます。

商品名(部分一致)

商品名の一部で検索する場合は、「商品名(部分一致)」にチェックし検索する商品名の一部を入力し検索ボタンを押します。

検索方向

上方(古い日付)へ検索するか、下方(新しい日付)へ検索するかを選択します。

[検索]ボタン

伝票検索を開始します。

6-1-3 売上伝票ダイアログ

売上伝票の新規作成、変更を行います。売上伝票の印刷および送り状の印刷も行えます。
以下の説明でシステム設定により表示されない項目があります。

ヘッダ部

ナビゲーションバー

画面上部にあるナビゲーションバーにより売上伝票を順次に見ることができます。

先頭の売上伝票を表示します
一つ前の売上伝票を表示します
一つ後の売上伝票を表示します
末尾の売上伝票を表示します
新規売上伝票を作成します。
表示されている売上伝票を削除します。

得意先

売上先となる得意先を入力します。コード領域に得意先コードを入力します。得意先コードを入力すると得意先マスタに登録された得意先名が表示されます。コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すことで得意先検索ダイアログを表示して選択も可能です。

支店

コード領域に得意先の支店コードを入力します。支店コードを入力すると支店マスタに登録された支店名が表示されます。コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すことで支店検索ダイアログを表示して選択も可能です。

発送先

コード領域に発送先コードを入力します。発送先コードを入力すると発送先マスタに登録された発送先名が表示されます。コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すことで発送先検索ダイアログを表示して選択も可能です。

売上日

売上日を入力します。日付入力操作は「日付入力」をご覧下さい。

伝票番号

伝票番号を入力します。システム設定により伝票番号の自動付番の方法を設定できます。

決済区分

決済区分を下記より選択します。常に掛売上の場合はシステム設定によりこの項目を非表示にできます。

現金売上 売上時に現金で決済します。
掛売上 掛で売上し、後日請求します。

売上伝票区分1

売上伝票区分1の項目名称はシステム設定で変更できます。コード領域に売上伝票区分1コードを入力します。売上伝票区分1コードを入力すると売上伝票区分1マスタに登録された売上伝票区分1名が表示されます。コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すことで売上伝票区分1検索ダイアログを表示して選択も可能です。

売上伝票区分2

売上伝票区分2の項目名称はシステム設定で変更できます。コード領域に売上伝票区分2コードを入力します。売上伝票区分2コードを入力すると売上伝票区分2マスタに登録された売上伝票区分2名が表示されます。コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すことで売上伝票区分2検索ダイアログを表示して選択も可能です。

納品区分

納品区分を下記より選択します。

在庫 通常の売上です。在庫より出荷されます。
預り売上 売上が計上しますが、出荷せずに預かります。
預り出荷 預っている商品を出荷します。売上は計上されません。
直送 売上を計上しますが、商品はメーカ等より直送されます。

実納品日

実際の納品日を入力します。この日が在庫の出庫日となります。DELキーで日付を空白にすることができます。日付が空白の場合は売上日が実納品日となります。日付入力操作は「日付入力」をご覧下さい。

指定納品日

得意先より指定された納品日を入力します。DELキーで日付を空白にすることができます。日付が空白の場合は実納品日が指定納品日となります。日付入力操作は「日付入力」をご覧下さい。

受注日

受注日を入力します。DELキーで日付を空白にすることができます。日付入力操作は「日付入力」をご覧下さい。

発注区分

発注区分を下記より選択します。

通常 通常の受注です。
EOS EOSによる受注です。
FAX FAXによる受注です。

DT区分

EOS取引時のデータ区分を数字2桁で入力択します。

商品分類

EOS取引時の商品分類を数字4桁で入力択します。

伝票区分

EOS取引時の伝票区分を数字2桁で入力択します。

便№

EOS取引時の便№を数字2桁で入力択します。

記事

任意の記事を全角30文字(半角60文字混在可)以内で入力します。

明細部

商品コード

コード領域に商品コードを入力します。商品コードを入力すると商品マスタに登録された商品名、規格、入り数、単位、単価が商品名領域等に表示されます。コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すことで商品検索ダイアログを表示して選択も可能です。

商品名

商品コードを入力すると商品マスタに登録されている商品名が表示されますが、これを変更することができます。また商品コードを入力せずに商品名を入力することも可能です。商品名は全角16文字(半角32文字混在可)以内です。

規格

商品コードを入力すると商品マスタに登録されている規格が表示されますが、これを変更することができます。規格は全角8文字(半角16文字混在可)以内です。

入り数

商品コードを入力すると商品マスタに登録されている入り数が表示されますが、これを変更することができます。入り数の小数点位置はシステム設定で変更できます。

個体識別番号

トレサビリティを行う場合は10桁の個体識別番号が入力できます。個体識別番号のチェックデジットを検証します。

箱数

箱数を入力します。数量が入り数×箱数で計算されます。

バラ数

バラ数を入力します。数量が入り数×箱数+バラ数で計算されます。

数量

上段に受注数量、下段に売上数量を入力します。数量の小数点位置はシステム設定で変更できます。

単位

商品コードを入力すると商品マスタに登録されている単位が表示されますが、これを変更することができます。単位は全角2文字(半角4文字混在可)以内です。

単価

商品コードを入力すると商品マスタまたは得意先別商品マスタに登録されている売上単価が表示されますが、これを変更することができます。単価の小数点位置はシステム設定で変更できます。単価を入れると数量×単価で金額が自動計算されます。

単価表示区分

単価が税込単価の場合は「込」、税抜単価の場合は「抜」と表示されます。単価表示区分は得意先および商品より自動的に決まりますが、伝票上で変更することもできます。変更するには単価表示区分欄でコンテキストメニューを表示させます。

欠品理由

受注数量通りに納品できない場合は欠品理由コードを数字2桁で入力します。欠品理由コード領域をダブルクリックするかEndキーを押すことで欠品理由検索ダイアログを表示して選択も可能です。欠品理由コードは得意先マスタで得意先毎に設定できます。

原価単価

商品コードを入力すると商品マスタに登録されている仕入単価が原価単価が表示されますが、これを変更することができます。

売価単価

商品コードを入力すると商品マスタまたは得意先別商品マスタに登録されている売価単価が表示されますが、これを変更することができます。

摘要

明細毎の摘要を入力します。全角6文字(半角12文字混在可)以内です。

コンテキストメニュー

明細の行を右クリックするとコンテキストメニューが表示されます。「単価情報表示」と「単価を得意先に保存」は単価領域にカレットがある場合のみ表示されます。

行挿入 クリックした行位置に空行を挿入します。
行削除 クリックした行を削除します。
上の行を複写 上の行を現在の行にコピーします。
伝票一覧より選択 伝票一覧を表示し明細を選択してコピーします。
詳細は「6-1-4 売上レコード選択ダイアログ」をご覧
単価情報表示 単価情報を表示します。
詳細は「6-1-5 単価情報ダイアログ」をご覧下さい。
単価を得意先に保存 入力されている単価を得意先の契約単価として保存します。

フッタ部

備考

任意の備考を全角30文字(半角60文字混在可)以内で入力します。

消費税

消費税は消費税計算方法が明細毎または伝票毎の場合は自動的に計算され表示されます。この消費税を任意の金額に変更可能です。ただし明細を変更すると消費税は自動的に再計算されて表示されます。

売上伝票印刷

得意先マスタに設定されている売上伝票のフォームが自動的に表示されます。これを他の売上伝票フォームに変更することができます。売上伝票を発行しない場合は「印刷しない」を選択して下さい。

送り状印刷

得意先マスタに設定されている送り状のフォームが自動的に表示されます。これを他の送り状フォームに変更することができます。送り状を発行しない場合は「印刷しない」を選択して下さい。

印刷設定

売上伝票または送り状を印刷する場合、印刷設定にチェックを付けると印刷前にプリンタや用紙の設定を行うことができます。チェックがなければ印刷設定を行わずに印刷します。

[登録]ボタン

入力した売上伝票を登録します。同時に売上伝票および送り状を印刷します。
システム設定で「最後の取引単価を記憶する」にチェックした場合は、取引先別に商品の売上単価を記録し、次回の入力時に自動的に表示することができます。

[閉じる]ボタン

売上伝票画面を閉じます。

6-1-4 売上レコード選択ダイアログ

この得意先の売上一覧を表示して、選択した明細を売上伝票にコピーします。

編集メニューより伝票検索ができます。

伝票を検索 伝票検索ダイアログを表示して伝票を検索します
伝票を検索(前へ) F11 前回と同じ条件で前方へ伝票を検索します。F11でも同じです。
伝票を検索(次へ) F12 前回と同じ条件で後方へ伝票を検索します。F12でも同じです。

6-1-5 単価情報ダイアログ

単価に関する情報を表示し、単価決定を補助します。またここで決定した単価を得意先契約単価として登録することもできます。

単価情報ダイアログには次の項目が表示されます。

売上単価(F5) 決定する売上単価です。直接入力できます。
原価単価 商品マスタに登録されている仕入単価です。
粗利率(F6) 粗利率を計算して表示します。
粗利率を入力すると原価単価より売上単価が逆算されて表示されます。
定価率(F7) 定価率を計算して表示します。
定価率を入力すると標準単価より売上単価が逆算されて表示されます。
0.契約単価 得意先ごとの契約単価を表示します。
クリックすると売上単価にコピーされます。
1.標準単価 商品マスタに登録されている標準単価を表示します。
クリックすると売上単価にコピーされます。
2.Aランク単価 商品マスタに登録されているAランク単価を表示します。
クリックすると売上単価にコピーされます。
3.Bランク単価 商品マスタに登録されているBランク単価を表示します。
クリックすると売上単価にコピーされます。
4.Cランク単価 商品マスタに登録されているCランク単価を表示します。
クリックすると売上単価にコピーされます。
5~9 売上履歴単価 この得意先への売上履歴単価を新しいものから表示します。
クリックすると売上単価にコピーされます。
[契約単価に登録]ボタン 売上単価を売上明細にコピーし単価情報ダイアログを閉じます。同時に売上単価を得意先別の契約単価に保存します。
[OK]ボタン 売上単価を売上明細にコピーし単価情報ダイアログを閉じます。

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